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生理前(PMS)のくらくらするめまい

生理前にめまいを感じて頭がくらくらする女性のために、原因や症状をまとめました。

生理前になるとめまいで頭がくらくらするワケ

女性の生理は1ヶ月に1度(約28日周期)で訪れますが、この生理前にめまいの症状になることがあります。期間としては、生理が始まる1週間前くらいから、めまいが起こるのが一般的です。

生理前の女性が起こすめまいは、貧血やホルモンバランスの乱れによるPMS(月経前症候群)が主な原因といわれています。「頭がくらくらする」「ふわふわする」といった立ちくらみの症状が見られます。

PMS(月経前症候群)とは…生理前3~14日の間に起こる、精神的・身体的不調のことで、月経開始とともに徐々に症状はおさまっていきます。その原因ははっきりしておらず、黄体ホルモンの影響やビタミンの欠乏、喜びをつかさどるセロトニンという脳内物質の低下、精神的な不安からくるものではないかと、さまざまな要因が考えられています。

また生理中においても、めまいに悩まされる方は多くいらっしゃいます。この場合、心因性のめまいの他にも、貧血によるめまいが考えられます。月経時の出血がひどく、めまいも顕著にあらわれる場合には、子宮になんらかの異常がある場合も見られるため注意が必要です。軽度のめまいの場合には、鉄分・ビタミンを補う他、貧血を漢方由来で治す方法も有効だといえます。

以上のように生理中や生理前は、めまいだけでなく、頭痛・肩こり・腰痛・吐き気といった症状を併発したり、食欲の乱れや精神的なイライラが増えたりします。人によっては身体のバランスに異常をきたすため、かなりつらい状況に陥ります。ひどい人は倒れたり、生活に支障が出ることも……。

そうならないために、めまいを対策大切になってくるのです。

生理前のめまい対策法

  • カフェイン・アルコールの摂取をひかえる
  • ツボ押しマッサージをする
  • ウォーキングなどで軽く汗を流す
  • 半身浴でリラックス効果を得る

カフェイン・アルコールの摂取を控えることはもちろん、生理前は水分が溜まりやすい体質になりやすいため、水分も抑え気味にするといいようです。精神的なストレスを解消するための運動も、水分を排出する効果があるのでおすすめといえるでしょう。

ツボ押しマッサージやストレッチをして身体を伸ばし、血行を良くしてあげることも重要です。

食生活の面においては、レバーやホウレンソウを食べたり、不足しがちな鉄分・ビタミンをサプリなどで補うのもいいでしょう。

これに加え、PMSによるめまいはむくみと関係している場合も見られます。むくみの原因となる、長時間の同じ姿勢や体の冷え、アルコール・塩分を控え、適度な運動で筋肉をつけることやカリウム摂取も心がけましょう。

めまいに特化した漢方薬・サプリメントもおすすめ

生理前にめまいが起こるという女性特有の症状に対して、漢方薬やサプリメントでアプローチする手法もあります。

特に漢方薬であれば、西洋薬に比べて身体への悪影響(副作用)が少ないため、刺激に敏感な人におすすめです。

漢方の古典を見ても、多くの女性を悩ませてきた月経や月経前に起こる症状に対しての漢方処方が記されており、かつてより女性の味方とされてきました。

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PMS(月経前症候群)詳細

生理前になると、月経前症候群と呼ばれる症状によって「めまい」を感じることがあります。

めまいは誰でも起こりうる症状ですが、必ずしも生理前にめまいがするというわけではなく、個人差がみられます。

下腹部の張りや胸の張り、あるいは頭痛や貧血など、他の症状と併せて体に変化が起こるケースも少なくありません。

月経前症候群は「PMS」と呼ばれ、イライラや不安感などの精神症状を伴う場合もあります。

PMSはめまいをはじめ、体の怠さや疲れ、食欲の増進など、それぞれの心身にさまざまな影響を及ぼします。

PMSによるめまいには種類があり、それぞれに原因が存在しています。詳しく、原因別の症状をみていきましょう。

黄体ホルモンの増加によるホルモンバランスの乱れ

生理になる前には、女性の体は黄体ホルモンと呼ばれるホルモンの分泌が増加します。

もう一つの卵胞ホルモンの分泌量が下がり、黄体ホルモンが増量すると、体は急激な変化に対して適応しきれなくなり、自律神経が乱れてしまいます。

この自律神経の乱れは、体への不調和というかたちでめまいとして現れやすくなります。

目の前がくらくらとする、あるいはふらつきを覚えるといっためまいの症状に加え、体温の変化や血圧の変化などを感じた場合、自律神経に何らかのトラブルが出ているとみてもよいかもしれません。

自律神経の乱れについては、めまいの他にも精神的な変化(イライラ感や不眠症)などをともなうことが特徴的です。

このような自律神経症状によるめまいには、体を程よく疲れさせたり、負担のないように適度に体を動かすことが良いとされています。

もちろんめまいが起きている時に無理に運動をするのは良くありません。ある程度体の調子が良い時に有酸素運動などを行うと、改善効果が期待できるとされています。

水分代謝の低下

黄体ホルモンの比重が増えると、体の中に溜まっている水分が外に排出されにくくなります。これはPMSの代表的な症状の一つであり、水分代謝の滞りによる水太りなどが代表例となります。

この時、体のバランスを均衡に保っている内耳(耳の奥にある器官)に水分が溜まってしまい、それがめまいを引き起こしてしまう場合があります。

水分代謝の滞りがめまいの原因となっている場合には、まずむくみを取ることが大切です。

体からむくみを排出するために良いとされている栄養素としては、ミネラルの一種である「カリウム」や「ナトリウム」が挙げられます。

カリウムやナトリウムを摂取すると、体の水分を調節してくれるので、内耳の水分量のコントロールにも役立ちます。

漢方薬としては「桂枝茯苓丸」「当帰芍薬散」などがむくみの緩和に効果的とされています。PMSによる水分量の増加によるめまいやむくみに効果が期待できます。

貧血

めまいの代表的な症状の一つに「貧血」が挙げられます。女性に多いとされる鉄欠乏性貧血です。

こちらはPMSに限って起こるものではありません。鉄分が体内に不足していると、PMSが起こるタイミングに合わせて貧血症状を引き起こすことがあります。

また生理が始まってからも、血液が不足して鉄欠乏性貧血を起こし、めまいの症状が続く可能性もあります。

貧血を防ぐためには、普段から鉄分などのミネラル類を摂取しつつ、鉄分と相性の良いビタミンCなどを摂取し、バランスのよい食生活を送ることが大切です。

その他の原因

PMSが起きると体内のホルモンバランスが乱れるため、普段よりも体調に変動をきたしやすくなります。

水分代謝の低下・自律神経の乱れ・貧血以外にも、既往症などを持っているとめまいを起こしやすくなる可能性があります。普段から健康に留意し、必要に応じて西洋薬や漢方薬の服用などを行うとよいでしょう。

PMS以外のめまいの原因とは?

低血圧

PMS以外でのめまいの原因の一つには「低血圧」が挙げられます。低血圧症は正常値よりも血圧が低い状態が続くというもので、最高血圧で100mmHg以下が目安となります[1]。

低血圧症は性別に関わらず現れる症状の一つとされており、体質的に低血圧になりやすい方や、最近では栄養バランスの偏った食事や過度なダイエットなどにより、低血圧症にかかるケースなどがみられます。

急に立ち上がるなどして、一時的に低血圧になる場合がありますが、慢性的に血圧が低めの方は、とっさの行動で低血圧症の症状がはっきりと現れ、めまいを生じるケースが考えられます。

はっきりとした原因がなく、また血圧が低い自覚もあまり無いという方は、遺伝的な「本態性低血圧」である可能性があります。本態性低血圧はめまいに限らず、全身の倦怠感をともなったり、めまいや頭痛など複数の症状が現れる場合があります。

心筋梗塞や不整脈などの心疾患、または甲状腺機能低下症などのホルモン系の疾患についても、低血圧を招く場合があります。また、癌などの病気によって低栄養状態が続くと、やはり低血圧になりやすくなります。

これらの既往症はそれぞれの治療を行うことが重要で、治療にともなって徐々にめまいの症状も改善されていきます。

高血圧症の治療のための降圧剤や、抗鬱剤の副作用として低血圧にかかりやすい場合もありますので、必要に応じて服薬内容を変更するなどして対処しましょう。

栄養不足

次にめまいの原因として考えられるものが「栄養不足」です。貧血にも通じる内容で、女性の場合偏った食習慣(野菜と果物しか食べないダイエットなど)や好き嫌いによる栄養素の偏り、十分な食事量が得られない場合などに起こりやすくなります。

栄養不足によるめまいの原因として、特に有名なものが低血糖です。糖質制限ダイエットなどで急激に糖分を制限してしまうと、意識が遠のくようなめまいを生じる可能性があります[2]。

めまいを予防するためには、マグネシウムと同時に魚介類や肉類、卵、海藻、豆腐などの摂取が有効であるとされています。これらは良質なタンパク質やビタミン、ミネラル類を含んでおり、めまいの原因となる神経系に効果的に作用します。

既往症や薬による副作用がなく、それでも普段からめまいの症状で悩んでいる方は、食習慣を見直してみるのも一つの方法です。

肝機能の低下

肝臓は人間の体に入ってきた有害物質をろ過して無害化する重要な臓器です。この臓器を酷使していると、解毒されずに残った栄養素などが中性脂肪となって堆積し、体に不要なものが溜まり、それによって体がエネルギーを生産しづらい状況となっていきます[3]。

肝機能低下を起こしていると、食欲が低下したり、だるさやめまいなどが起きるなどして、さまざまな不調をきたすようになります。

中にはウイルスの感染によって肝臓に障害が出ている場合もありますので、ある日突然激しい倦怠感やめまいが起きた場合はすぐに病院を受診し、詳しく検査をされることをおすすめします。

肝機能の低下を防ぐためには、毎日規則正しく食事をしながら、ストレスや風邪などの身近な体調不良に十分に注意するようにします。

特に必須アミノ酸を含む肉などの食材は、肝機能の維持に必要不可欠。サプリメントや薬の摂りすぎは、肝臓の機能に負荷をかけるため、あまりおすすめはできません。

風邪などをひくと一時的に肝機能の低下がみられますので、それにともなってふらつきやめまいといった症状が起きることもあります。

食事や運動などでしっかりと体温を上げ、免疫力をつけて、風邪をひかないように注意することもめまいの予防に効果的です。

【参考URL】

参考[1]:タケダ健康サイト 血圧が低めである
http://www.takeda-kenko.jp/navi/navi.php?key=ketsuatsu_tei

参考[2]:『めまいと栄養』片山 直美
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jser/75/4/75_163/_pdf

参考[3]:グリコ それ「肝機能低下」の症状かも!肝臓と疲れのつながりについて
http://cp.glico.jp/powerpro/citric-acid/entry74/

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