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息苦しくて動悸がする

動悸がして息苦しい、息切れを起こしてしまうといっためまいの症状について調べました。

めまいで息苦しい動悸や息切れが起こる原因

めまいが起こったと思ったら、胸がドクドクと脈打ち動悸が激しくなり、やがて息苦しくなってしまう症状を抱えている人も少なくありません。

動悸だけでなく、発汗、胸のつっかえ・苦しさ、呼吸困難といった症状も現われるため、人によっては生死を分けるような苦しい状況になりかねないでしょう。過度のストレスにさらされたり、急な運動をしていないにも関わらず、こういった症状が起こるのは、かなり危険といえます。

原因としては、不整脈、更年期障害によるホルモンバランスの乱れ、貧血などが考えられています。

胸の痛みがある場合は急性心筋梗塞の疑いがあり、呼吸困難になるケースとしては肺の異常が関連している可能性もあるため、そのまま放置せず病院で診断してもらいましょう。 

しかし、一般的には病気よりも、精神的ストレスから動悸が起こり、息苦しい呼吸になります。

このように精神面から、動悸とめまいが発症した場合、自律神経の乱れによるパニック障害の可能性も否定できません。手足が震えたり呼吸が苦しい場合は、ストレスの元を取り除いて、安静に過ごすことが大切です。

動悸とめまいは同時に起こりやすい?

動悸とめまいが同時に起こる理由は、心因性のパニック障害を除けば、大きくわけて2つ。すなわち、血行の異常と不整脈です。

血行の異常による動悸とめまい

低血圧によるめまい

血の流れに異常が生じた場合、めまいと動悸が同時に現れることがあります。低血圧と高血圧の症状は、どちらも体に似通った反応が現れます。

慢性的な高血圧状態ですと心臓の左室の壁が厚くなるため、動悸や不整脈が発生します。また、低血圧状態では血行不良による神経の働きで心臓に負荷がかかり、動悸が現れるようになるのです。

高血圧によるめまい

めまいは低血圧によってもたらされますが、ときにこの低血圧が高血圧の原因になることがあります。体が低血圧状態になると、交感神経が活性化され、血圧を上昇させます。この働きにより、体が高血圧になるのです。

よく「高血圧になるとめまいが起こる」といわれていますが、これは間違いです。原因は低血圧であり、血圧を測った際に一時的に高血圧の状態になっていることから、高血圧がめまいを引き起こすと勘違いされているのです。

上記の問題とは別に、高血圧が慢性的に起きている場合、高血圧が現れることがあります。高い血圧によって心臓の左室の壁が厚くなる「左室肥大」により虚血性心疾患が現れると、めまいなどの症状が現れるようになるのです。

この左室肥大が起きているか調べるには、循環器内科などで検査を受けるとよいでしょう。心臓超音波検査や心電図検査、CT検査などで、この左室肥大が起きているかが調べられます。

 不整脈による動悸とめまい

不整脈が発生すると、心臓が血液をまともに送れなくなります。それにより血圧が急激に下がり、めまいが発生してしまうのです。

多くの人が勘違いしがちですが、不整脈とは通常の脈拍よりも早くなるといった症状ではありません。軽度の脱水症状や熱中症などにより、めまいや手足のしびれが現れたとき、多くの人は「何か危険な病気かも」と不安を覚え恐怖から脈拍が早くなってしまいます。

こうした状況で脈拍が早い場合は、不整脈とは異なるため心臓にはなんの問題もありません。

めまいを伴う危険な不整脈とは

体に大きな影響を与える危険な不整脈とは、頻脈(ひんみゃく)・徐脈(じょみゃく)・期外収縮の3つです。頻脈と徐脈とは、安静にしている状態で通常の脈拍よりも速い、または遅い場合に診断されます。

脈拍数の標準は1分間に60~100回。運動や精神的な緊張、またはなんらかの疾患が見られない状況で、脈拍の標準を逸脱している場合は不整脈と診断されます。

ほかにも注意するべきなのが、期外収縮です。心臓は一定のリズムで拍動しますが、期外収縮はそのリズムを外れ、変則的に脈打つという症状です。

頻脈・徐脈。期外収縮はいずれも血圧の低下を招き、脳への血流が滞ることでめまいが発生します。

これらの不整脈の原因は、急性心筋梗塞による心室細動のほか、肺や甲状腺の疾患、さらには加齢・体質・疲労・睡眠不足・ストレスなども原因として挙げられます。つまり、不整脈は誰にでも起こりうる症状なのです。

理由もなく心拍数が上がることがある人やよくめまいを起こす人は、不整脈の可能性があります。念のため心臓内科や循環器科、または循環器内科を受診しておくと安心です。

動悸とめまいが起こったときの3つの対処法

動悸とめまいが同時に起こる症状は、なんらかの疾患による不整脈を除き、自力で対処・改善することができます。唐突に動悸とめまいが起きたときは、慌てず以下の方法を試してください。

高血圧が原因の場合

高血圧によってめまいが起こる原因は、多くの場合血圧の上昇によって脳の内圧が高まり、延髄の嘔吐中枢神経に影響が及ぶことや、三半規管へ送られる血液量が少なくなることが挙げられます。

三半規管の血液量が減る理由は、交感神経の働きが原因です。交感神経が優位になると、心拍数が増えると同時に、毛細血管などの末梢の血管が狭くなります。これにより三半規管へ送られる血液量が減少し、めまいが現れてしまうのです。

高血圧によってめまいが起きた場合、対処法としては衣服を緩め、楽な姿勢で安静にするのが一番です。

また、予防法として生活習慣の改善・適度な運動・ストレッチを行うことも効果的です。高血圧が起こる原因の多くは生活習慣の悪さにあります。バランスのよい食事とウォーキングなどの軽い運動、さらに手首や足首などのストレッチを行うことで、こうした問題は改善できるでしょう。

逆に、対処法として行ってはならないのが、降圧薬を使用する方法です。体が血圧を上げるのは、脳への血行不良の改善や血管を詰まらせている血栓を押し流すためである場合があります。

血圧を下げてしまうと、脳梗塞などのリスクが高まるほか、降圧薬による副作用などが問題となるのです。そもそも降圧薬は脳出血などのリスクを抑えるために処方される薬です。安易に降圧薬などを使用するのは危険といえます。

更年期障害が原因の場合

更年期障害の原因は「ホルモン分泌量の不足」です。このホルモンの分泌は脳の「視床下部」でコントロールされていますが、この視床下部は同時に自律神経の働きも制御しています。

同じ視床下部が調整をしていることから、ホルモン量と自律神経は非常に密接な関わりを持っているのです。更年期障害によって男性ホルモンおよび女性ホルモンの分泌量が低下すると、自律神経のバランスも乱れてしまいます。

自律神経は血流や脈拍の調整を担っているため、自律神経の乱れにより動悸・めまいの症状が現れるのです。

更年期障害によって現れるめまいは一過性であるため、しばらくすれば回復します。しかし、原因である更年期障害の問題を改善できなければ、こうしためまいの問題は何度も現れるでしょう。更年期障害を改善するには、食生活の改善と運動習慣が重要です。

バランスのよい食生活を心がければ、ホルモンや自律神経の働きが整えられます。特に、女性であれば大豆、男性であればセロリなど、足りないホルモンに似た働きをする食べ物を意識して摂るのも効果的です。

また、有酸素運動をすることで自律神経を整える「セロトニン」が分泌されます。有酸素運動の中で、最も体の負担が少ないのはウォーキングです。無理なくウォーキングなどの運動をする習慣も身につけましょう。

ほかにも、更年期障害はストレスとも密接な関係があります。日々ストレスを感じている事柄を解消したり人間関係を改善したりすることで、更年期障害により起こるめまいを抑えられます。

パニック障害が原因の場合

パニック障害とは、理由もなく突然動悸やめまい、呼吸困難などの症状が現れる精神的な病です。原因はまだ解明されていないものの、家庭環境や人格、遺伝などがパニック障害の要因だとされています。

パニック障害は、なんらかのストレスを感じたときに症状が現れやすいのが特徴です。そのため、この症状が現れたときの対処法として効果的なのは、とにかく気持ちを落ち着かせることにあります。発作が起きたときは、冷静に自分の呼吸を意識しながら、呼吸を整えるようにしましょう。

パニック障害による呼吸困難は、過呼吸同様に息の吸い過ぎが原因です。息を吸うより吐くことに気をつけ、深呼吸を行いましょう。また、腹ばいで横になる姿勢や、前かがみの姿勢を取ることで、自然と腹式呼吸となり息苦しさを改善させることができるでしょう。

また、鎮静効果のあるラベンダーやローズのエッセンシャルオイルを用いた芳香浴もおすすめです。上手にストレスを解消しましょう。

自律神経のバランスは大事

自律神経の乱れを防ごう

自律神経は、交感神経と副交感神経の2つにわけられます。交感神経が優位になると興奮・緊張状態となり、逆に、副交感神経が優位になるとリラックス状態となります。

通常、この2つはバランスよく働いていますが、疲労やストレスが溜まり続けると自律神経は乱れやすくなります。しっかりと休息を取ったり深呼吸を行ったりして、自律神経の乱れを防ぎましょう。

副交感神経が過剰に働きすぎるのも問題

動悸やめまいをもたらす自律神経失調症は、交感神経が過剰に働きすぎる場合にのみ起こるわけではありません。副交感神経が優位に働きすぎても、この症状は現れるのです。

近年では交感神経優位の状態の危険性が喧伝され、副交感神経を優位にするべきという話がどのメディアでも報じられていますが、副交感神経過剰による問題にも気をつけなければなりません。

運動不足や飽食などにより、ストレスフリーな生活を続けることがこの副交感神経過剰の原因です。放置するとリンパ球の過剰増加によるアレルギー症状や、頭痛などの不定愁訴(ふていしゅうそ)、疲労感や倦怠感などの精神的な問題も現れるのです。

近年の子供にアレルギー症状が増えているという話がありますが、これはよくいわれる過度な抗菌対策による弊害だけでなく、この副交感神経過剰による症状も原因なのです。もちろん子供だけでなく、大人にもさまざまな症状をもたらすため、副交感神経が過剰でも問題といえます。

  交感神経過剰 副交感神経過剰
身体的な症状(不定愁訴) 頭痛・動悸・息切れ・めまい・食欲低下・免疫力低下・高血圧症 疲労感・倦怠感・偏頭痛・めまい・アレルギー疾患・低血圧症
精神的な症状 過剰な不安や恐怖、緊張・強迫症のような症状 やる気の低下・集中力の低下・うつ病のような症状

自律神経を整える方法

自律神経のバランスを整えるには、睡眠・食事・運動の3つの要素を満たすことが効果的です。

食事はビタミンやミネラル、タンパク質など栄養のバランスが取れたものを摂取しましょう。その際、腸内環境を整える発酵食品などを摂ると、腸内細菌の働きにより栄養をより効率的に摂取できます。

運動も自律神経を整える上で重要です。適度な運動は交感神経を刺激し、副交感神経過剰の状態を改善します。また、有酸素運動はエンドルフィンやドーパミンなどの脳内物質を分泌し、その働きにより交感神経過剰の人の状態も改善できるのです。

最後に睡眠ですが、適度な長さの睡眠は体の調子を整えてくれます。睡眠により臓器の働きが高まり、血行がよくなることで脳の働きも活性化します。

すると神経伝達物質が多く分泌され、交感神経・副交感神経のバランスが整いやすくなるのです。自律神経失調による動悸とめまいを改善するのであれば、この食事・運動・睡眠の3要素を意識するようにしましょう。

呼吸法について

呼吸法とは、簡単にいえば腹式呼吸をするための訓練方法のことです。腹式呼吸は副交感神経を刺激し、リラックス効果を与える作用があります。実践することで、交感神経過剰の状態を改善し、さらに前述したパニック障害の対処も行えるでしょう。

呼吸法は以下の3つのステップで実践できます。

  1. お腹をへこませながら、6秒かけて口から肺の空気を全て吐く
  2. 息を吐ききった後、へこませていたお腹の力を抜く
  3. お腹を膨らませながら、4秒かけて鼻からゆっくりと息を吸う

※以上の3つを1~10分の間繰り返す。

特別な道具もいらず、いつでもすぐに行えるのがこの呼吸法の利点です。

パニック障害による症状が現れたら、ストレスが溜まる仕事の合間に行うことで症状を軽くすることや自律神経失調を抑制することができるでしょう。

基本的には病院で診察!日常生活用に漢方・サプリを持っておくと安心

めまいで息苦しいという状況は相当ハードモードですから、発作が治まったら手遅れになる前に、すぐにでも病院で診察をしてください。

ちなみに、動悸の原因をある程度自分で把握したい場合には、手首の親指側の動脈にもう片方の手の指をあて、1分間に何回脈を打つか、脈を打つペースはどうかを調べましょう。

動悸のタイプにもいくつか種類があり、どういった場合に注意が必要か、どういった病気が潜んでいるか、を参考程度に知ることができます

  • 心拍数が速い(規則正しい脈が速く打つ)

トクトクという回数の多い細かい脈を確認したら、もっとも大きな病気が潜んでいる可能性があり、特に注意が必要となります。
ふらつきやめまい、息切れを伴う場合は、その症状とともに、どのくらい続くか頻度などを医師に伝え相談することをオススメします。すぐに治まる場合などは様子を見て、頻繁に続くようであれば病院にいきましょう。
突然140回/分以上の脈拍が目安です。

  • 鼓動が大きく、ドクドク鳴る(規則正しい脈が遅く打つ)

ドカンドカンと鳴るような、回数が少ない強い脈。夜間や静かな場所、興奮・緊張状態や苦手な場面で多く見られ、精神的な作用が大きいです。
脈拍数40回/分が目安となり、回数の少なさや上記のような状況から、強い脈に感じます。誰にでも起こりうる現象であり、心配はそれほど必要ありません。
悪い病気が原因の場合は、洞不全、房室ブロックの可能性があり、近い将来意識を失うことも。

  • 動悸が一瞬止まったりする(脈の乱れを如実に感じる)

トックン、トックンというような脈がとぶ感覚。こちらも多くの方に起こる現象で、ほとんどが軽症である、期外収縮いわゆる不整脈と考えられます。
重病によるものの場合、脳梗塞を引き起こす心房細動、突然死の原因となる心室細動の可能性もあるため、油断は禁物です。

 

いずれの症状も、動悸を伴った場合、病院での治療・診察が基本になりますが、日常生活を過ごすうえで、めまいの症状をやわらげる漢方薬・サプリメントを常備しておくと安心です。

ストレスによる原因が多いため、「精神安定作用」「ストレス緩和作用」「興奮を抑える作用」のある成分を豊富に含んだ製品を選べば、めまいに悩まされることも少なくなると思います。

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